diffferent
資金調達 / ベンチャー

エクイティとデットの使い分け:
成長フェーズ別の資金調達

2026.06.22

資金調達の方法は、大きく2つに分けられます。返済不要な代わりに株式を渡すエクイティ(出資)と、株式は渡さない代わりに返済と利息が必要なデット(融資)です。どちらが良い・悪いではなく、会社の状況と成長フェーズに応じて使い分けるのが正解です。

デット(融資)の性質

融資は、銀行や公庫などから資金を借り、期日までに利息をつけて返す方法です。

安定して返せる見込みがあるなら、経営権を守れる融資は素直な選択です。

エクイティ(出資)の性質

出資は、投資家に株式を渡す代わりに資金を受け取る方法です。

先行投資でまず市場を取りにいく、といった局面では、返済に縛られないエクイティが力を発揮します。

成長フェーズ別の使い分け

両者は、フェーズによって向き不向きがあります。

エクイティかデットかは二択ではない。多くの場合、両方を組み合わせて設計する。

「いくらを、どう組み合わせるか」を設計する

実務では、どちらか一方に決めるより、両者を組み合わせて資本構成を設計することが多くなります。返済負担が資金繰りを圧迫しないか、株式をどこまで渡してよいか。この2つのバランスを、会社の将来像から逆算して決めます。目先の資金の入りやすさだけで選ぶと、後の経営を縛ることになりかねません。

まとめ

エクイティとデットは、返済義務と経営権という点で性質が異なります。フェーズと状況に応じて使い分け、多くの場合は組み合わせて設計する。資金は「入れば良い」のではなく、後の経営を縛らない形で入れることが大切です。自社にとって最適な組み立てを、一緒に考えていきましょう。

よくある質問

エクイティとデットの一番の違いは何ですか?
返済義務の有無です。デット(融資)は返済と利息が必要な代わりに経営の独立性を保てます。エクイティ(出資)は返済不要な代わりに、株式を渡し、経営に外部の関与が入ります。
どちらが有利ですか?
状況によります。安定した返済原資があるならデットが素直で、赤字先行でも大きく伸ばしたい局面ではエクイティが向きます。多くの場合、両者を組み合わせて設計します。
出資を受けると経営権はどうなりますか?
渡す株式の割合によります。持株比率が下がるほど、意思決定への外部の影響力が強まります。だからこそ、いくらを、どの比率で調達するかの設計が重要になります。

自社に合う資金調達の組み立てを、一緒に整理しませんか。

出資か融資か迷う段階でも大丈夫です。
初回相談は無料です。現状をお聞かせください。

無料相談を予約する
← ブログ一覧へ戻る